- 奥田毅:Webディレクタ
「乳酸菌」腸内環境と免疫力を整える
こんにちは、フレブルの「奥田」です。
乳酸菌は乳糖やブドウ糖から乳酸をつくる細菌です。
腸で生きられる細菌で、お腹の調子を整えたり体にいろいろな良い効果をもたらします。(体に良いので善玉菌とも言われています)
で、その乳酸菌ですが歴史は古くて400年近く前、オランダで発見されたらしいです。
日本だと関が原の戦いのころでしょうか。
実際に乳酸菌を分離、培養できたのが200年近く前。
健康に良いと注目されだしたのが100年ちょっと前です。
ブルガリア人がブルガリア菌がたくさん入ったヨーグルトをたべて健康で長生きしていたことなどがきっかけです。
長ーい歴史がある乳酸菌、乳アレルギー以外は、副作用も少ないので、ぜひ摂取してください!
乳酸菌をとると何がいい?
期待できる効果ですが
- 腸内環境を整える
- 免疫力アップ
が代表的な効果なります。
(乳酸菌にはたくさん種類があるので他にも効果があります、あくまで代表的な効果です。)
腸内環境を整える
腸内フローラのバランスを整えるということなのですが、わかりますか?
※腸内フローラとは、腸には1,000種1,000兆個以上の細菌が生息していて、顕微鏡で見るとお花畑みたいでフローラ(英語でお花畑の意味)と言います。
腸内フローラの細菌は
●善玉菌
●悪玉菌
●日和見菌
に分けられます。
悪玉菌は増えやすく、増えてしまうと体に悪影響がでます。
で、乳酸菌は善玉菌、悪玉菌に対抗してくれます。
善玉菌の乳酸菌やビフィズス菌を補ってあげて、善玉菌を優勢にしてあげれば、健康な腸内フローラに近づけることができます。
免疫力アップ
人の免疫細胞は腸に集まっていて、腸内環境を整えることで免疫力がアップします。
あと、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)って知ってますか?
病原体やウィルスの侵入を防いでくれる細胞で、乳酸菌を摂ることで活性化するのではと期待されています。
(明治乳業やヤクルトなどが研究しています)
乳酸菌の入った食べ物
乳酸菌には動物性と植物性があります。
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植物性乳酸菌
過酷な環境でも生き抜く力があるのが植物性。腸に届く可能性が高い味噌、醤油、お酢、ぬか漬け、キムチ、納豆など
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動物性乳酸菌
他の菌と共存できず、腸へ届くまでに死んでしまうが善玉菌のエサになる主に乳製品、ヨーグルトやチーズなど
動物性乳酸菌は死んじゃいますが善玉菌のエサになって、善玉菌(植物性乳酸菌も)が腸に届く手助けします。
そう考えると植物性も動物性もバランスよく摂れば相乗効果があって良いようです。
いろいろな種類の乳酸菌
乳酸菌の種類は数千個あって、それぞれが特長をもってます。
そのため各メーカーから、いろんな種類のヨーグルトが売られてるんですね。
●メタボの予防改善に適したもの(LP28株)
●肥満対策(ダイエット)に適したもの(LGG株)
●内臓脂肪低減に適したもの(ガセリ菌SP株)
など。
自分に効果がある乳酸菌を調べて摂ると良いと思います。